こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
秋になって過ごしやすくなり、京都最古の禅寺建仁寺に行って来ました。
いつもは、京都に行っても、ホテルでのんびりして、ホテル近くの美味しそうなお店で、飲んだりするだけなんだけど、涼しくなって出掛けたいな~と思い、建仁寺に行って来ました。
今回泊まったALA HOTELの宿泊レビューは、こちらからどうぞ。
建仁寺は、京都最古の臨済宗の禅寺で、開基は、栄西禅師です
omochiの旦那の実家は、禅宗の曹洞宗なので、流派は違いますが、一度行ってみたかった
禅宗と言っても、お世話になるのは、葬祭の時くらいで、普段はお参りもしてない、、、(_ _)
アクセス・場所
アクセス方法(omochiの場合)
京都駅~市バス206に乗車→清水道下車→徒歩5分程
建仁寺は、祇園エリアにあって、アクセスはしやすいお寺です(人気エリアなので、バスは混んでる)
建仁寺で一番有名な「風神雷神図屏風」 国宝
俵屋宗達作 江戸時代に書かれた最高傑作だそうです。
屏風全体に金箔が押され、右手に風神、左に雷神が書かれています
本物は、京都国立博物館にあって、建仁寺には、高精細複製作品が展示されています
今にも屏風から飛び出して来そうな迫力でした。
2番目に有名な法堂(はっとう)の「双龍図」
法堂に入って、天井を見上げた瞬間迫力ある2匹の龍が書かれていて、びっくりしました。
法堂
小泉淳作筆
建仁寺創建800年を記念して、2002年に書かれたそうです
水の神の龍は、仏法の教えの雨(法雨)を降らせる事から、禅寺の法堂の天井に書かれることが多いそうです。
眼光鋭く、今にも動き出しそうな2匹の龍でした。
法堂には、本尊の釈迦如来座像が祀られていて、とても静謐で心落ち着く感じでした。
建仁寺は、お庭も素晴らしい
建仁寺は、禅寺なので、お庭も禅の思想に基づいて作られています
○△□乃庭
○は水、△は火、□は地を表していて、禅の思想を象徴したものだそうです。
小さな庭ですが、意味があるんですね~
細川護熙元総理大臣のふすま絵があった
細川護熙元総理大臣の瀟湘八景図がありました
襖絵の水墨画で、細川元総理って、多才な方だったんですね~
中国の山々の絵だったんですが、絵に吸い込まれて、中に入って行けそうな感じでした。
深い山々に分け入って、静かに暮らしたくなりますね。
禅の思想はあまりよく分かりませんが、お寺を巡っている間とても落ち着いて、リラックス出来ました。
華美な装飾などはありませんが、無駄の無いスッキリした境内は、今で言うミニマリスト的な感じでした
「簡素に生きることが、一番の贅沢」 建仁寺派管長のお言葉
そう考えると、omochiの生活は、無駄に満ちていますね~
反省します(T-T)
では、この辺で。