こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
東福寺に紅葉を見に行った帰り、京都御所の参観ガイドツアーに行って来ました。今回はその様子を紹介します。
東福寺の記事はこちらからどうぞ。
京都の近くに住んでいながら、御所はサラッと見学しただけで、そういえばガイドツアーには参加したことないな〜と思い行ってみました。
アクセス方法(omochiの場合)
京都駅⇒地下鉄(烏丸線)国際会館行⇒今出川駅
googlマップでは丸太町駅が表示されますが、今出川駅のほうが近いと思います。
ガイドツアー 無料
入館料とガイドツアーは無料でしたが、入口で入館証をもらい、カバンの中身を見せるセキュリティチェックがありました。
宮内庁職員によるガイドツアーは、一般公開日に一日4回実施されています。
午前9:30〜、10:30〜
午後13:30〜、14:30〜
所要時間 50分
予約は必要無く、参加希望者はツアー開始前に参観者休所に集合していれば良いそうです。
ガイドツアーは英語と中国語でも行われていて、omochiが行った日も外国人の方がたくさん参加されていました。
現在の御所は1331年から明治2年、1869年に明治天皇が東京に移られるまでの約500年間の間、天皇のお住いとして使われてきました。
広さは、築地塀に囲まれた南北約450m、東西約250mで、面積約11万㎡だそうです。
いろいろ説明してもらいながら、グルグル回ったのですが主なところだけ紹介します。
御車寄(おくるまよせ)
高位の貴族などが参内した時に使用した玄関で、控えの間や清涼殿と廊下でつながっています。高位の方々が使うだけに、とても立派です。
諸大夫の間(しょだいふのま)
参内した貴族や使者の控えの間で、身分によって部屋が別れていていて、襖絵や畳縁が違うそうです。高位の人ほど豪華な設えとなっています。
身分社会って感じですね。
建礼門(けんれいもん)
京都御所の正門で、以前は即位の礼など紫宸殿で行われる重要な儀式の時に開かれ、天皇陛下や国賓が来られた際にのみ使われた門だそうです。
格式高い門の装飾が素晴らしかったです。
紫宸殿(紫宸殿)
京都御所で最も格式高い正殿で、即位の礼など重要な儀式が行われていました。明治・大正・昭和の天皇即位の礼はこの建物内で執り行われたそうです。
高御座・御帳台
直接は見られないのですが、紫宸殿内には天皇の御座「高御座」と皇后の御座「御帳台」が置かれています。これらは即位の礼などで使われるそうで、今上陛下の即位の礼の際は、自衛隊の方々が東京の皇居まで運ばれて使用されたそうです。
清涼殿(せいりょうでん)
平安時代中期から、天皇の日常のお住まいだったそうです。政事や祭事などの重要な儀式もここで行われていました。
今の御殿は1855年の造営だそうですが、伝統的な儀式が行われるように平安中期の建築様式になっているそうです。
御池庭
京都御所内はお庭も素晴らしく、ここは池を中心とした回遊式庭園です。手前の石は船着用の飛び石だそうです。
お庭には紅葉もあって、色づき始めていました。でも一番多かったのは松で、美しく剪定されていました。
まだまだいろいろ説明して頂きましたが、写真を撮り忘れてしまいました。本当にわかりやすく説明してくださるのでオススメです。京都に来られた際は、是非行ってみて下さい。
では、この辺で。読んでいただいてありがと。