こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
前回の記事、6月に行った京都の「夏越の祓」の続きです。
護王神社の夏越の祓の様子は、こちらからどうぞ。
今回は、2社目に行った「上賀茂神社」の夏越の祓を紹介します。
上賀茂神社は、正式には「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」と言いますが、一般的には上賀茂神社の名で知られています。
造営は約1400年前と古く、本殿を含む2棟は国宝に指定され、41棟が重要文化財に指定されています。そして、それらを含む敷地は全てユネスコ世界文化遺産に指定されています。知らなかった〜
上賀茂神社といえば、毎年5月15日に行われる「葵祭(正式名称:賀茂祭)」が有名です。葵祭は、京都三大祭の一つで、最も歴史ある古いお祭りです。
見どころは、豪華絢爛な平安貴族の衣装を身に着けた500名もの大行列が、京都御所から上賀茂神社まで練り歩き、加茂の神をお祀りします。まるで平安時代にタイムスリップしたかの様な気分にさせられ、見ごたえのあるお祭りです。
omochiも20年ほど前に見たことがありますが、どんなだったか?すっかり忘れてしまったので、又来年にでも行ってみたいと思います。
護王神社に参拝した後、市バスで「上賀茂神社」に行きました。
バスを降りると、朱塗りの美しい鳥居が見えてきました。
二の鳥居をくぐると茅の輪があり、数名の方が茅の輪をくぐり、祈祷されていました。
作法通り参拝し、無病息災を祈願します。
本日2度目の茅の輪くぐり、これで今年半年の穢れは完全に清められたと思います。
omochiは持病があるので、無病息災とはならないと思いますが、これ以上病気が増えないようにお願いしながら茅の輪をくぐりました。
隣に大祓の人形の記入場所がありました。
人形の紙に、氏名や年齢を書いて、体を撫でて息を吹きかけると、罪やガレを人形に移すことが出来、身代わりとして祓い清められます。
ガレを移された人形は、6月30日の「夏越の大祓式」の際に小川に流され、祈祷されます。
茅の輪くぐりの後は、本殿にお参りします。
境内にある「ならの小川」が涼しげで、手入れされたお庭が素晴らしいです。
美しい楼門が見えてきました。朱塗りが鮮やかで、威厳のある楼門です。
小川にかかる橋とのコントラストが素晴らしく、神域らしい威厳に満ちていました。
本殿前の中門で参拝しました。本殿への参拝は別料金が必要になりますので、又今度。
神山湧水珈琲
歩き疲れて休憩したかったので、神社の隣りにある「神山湧水珈琲」にやって来ました。木々に囲まれた和風のお店の佇まいが、清らかで素敵です。
歩道の石畳も、参道を歩いているようでした。
お店の前には風鈴が飾られ、風が吹くとリンリンと涼し気な音を奏でていました。
暑かったのでアイスコーヒーとやきもちのセットを注文しました。
神山の湧水を使った珈琲だそうで、神山とは上賀茂神社の裏手にある山で、その昔、雷の力を持つ神が舞い降りた山だそうです。
珈琲は香りが良く、苦みもあってとても美味しかったです。
焼き餅も焼目が香ばしく、中にあんこが入っていて、疲れが取れました。
隣に小さな休憩処があって、木のベンチがあり休憩したのですが、木々に囲まれて影になっていたので涼しく、居心地が良かったです。
自然の中で飲む珈琲は格別の味で、しばらくのんびり休憩していました。
今回は、上賀茂神社の夏越の祓の紹介でした。京都にはたくさんの神社があって、それぞれの神社で夏越の祓が行われています。今年はもう終わってしまいましたが、来年も又、違う神社に訪問したいと思います。
では、この辺で。読んでいただいてありがとう。
【神社情報】
京都市北区上賀茂本山339
参拝時間:9:00〜17:00