sirokuroomochiののんびり生活

旅の記録、美味しかったものを紹介します。

【福井観光・寺院】曹洞宗大本山「永平寺」に行った

こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。

毎日暑くてダラダラ過ごしいています。

少し姿勢を正したくて、福井県永平寺町にある「永平寺」に行って来ました。

 

アクセス

omochi家からは車で2時間半ほどかかり、北陸自動車道⇒中央縦貫自動⇒永源寺参道ICで降りる⇒国道364号で行きました。

駐車場は数カ所あり、omochiは永源寺の駐車場に停めました。

表参道の入口です。気温34度ほどの暑い日でしたが、お盆休みということもあり、たくさんの方が参拝されていました。

永平寺は1244年の鎌倉時代に、道元禅師によって開かれた曹洞宗の寺院です。四方を山に囲まれた自然豊かな場所に、70ほどの建物があるそうです。

坐禅修行の道場で、全国の禅寺から僧侶が修行に来られ、修行を終えると又全国の寺へ戻られるそうです。

参道沿いには川が流れていて、水音が涼し気でした。

途中、茶房やお土産屋さんもありました。オシャレだね。

参道には、杉の巨木や紅葉がたくさん植わっていて、影になって少し涼しかったです。

この辺りから空気感が少しづつ変わってきて、静謐な落ち着いた雰囲気になっていきました。

手水場で手を清めます。

手水場の横におられた一葉観音様。後ろの杉がすごく大きかったです。

拝観受付で拝観券(大人¥700)を買って、入ります。

七堂伽藍を見学

伽藍とは寺院の建物のことで、僧侶が修行する清浄な場所という意味があるそうです。

禅宗寺院では、「法堂」「仏殿」「僧堂」「庫院」「山門」「東司」「浴室」を七堂伽藍と呼びます。

 

僧堂

明治35年に改築されました。

正面に「雲堂」の額がかけられていて、中には文殊菩薩が安置されています。

 

法堂

住持が法を説く道場です。中央に聖観世音菩薩がお祀りされていて、威厳を感じさせる建物でした。

 

仏殿

曹洞宗の御本尊であるお釈迦様が祀られています。明治35年の改築。

昼夜のお勤めが行われているそうです。

 

大庫院

地下1階地上4階の木造建築で、1階は食事を作る典座寮があり。120名ほどの僧侶の食事を作られているそうです。

スピードが求められ、正面には韋駄天走りで有名な、韋駄尊天が祀られています。

大きなすりこぎ棒が祀られていて、触ると料理がうまくなるみたい。いっぱい触っとこ。

 

それにしても、階段がエグいです。

永平寺は、山の斜面に建てられていて、伽藍をつなぐ階段の傾斜がすごく急です。

これを毎日昇り降りされている僧侶の方々に脱帽。降りるときも気をつけないと滑り落ちそうです。

足の悪い方用にエレベーターがあるので、どなたでも参拝できます。

山門に安置されている四天王です。仏教の守護神だそう。

山門の写真を取り忘れましたが、七堂伽藍で最も古い、1749年に建てられたそうです。

 

傘松閣

平成6年に改築され、1階は参拝に来られた方々の休憩所、2階は156畳敷きの「絵天井の間」になっています。

昭和5年、当時の著名な画家144名の色彩画が天井に飾られ、豪華絢爛な間となっています。モチーフは花や鳥などさまざまで、お気に入りの一枚を見つけるのもオススメです。

絵の豪華さももちろんですが、透かし彫りの欄間も一つ一つ模様が違っていて、贅沢なお部屋でした。

他にもたくさんの建物があり、たくさんの木々の中にひっそりと佇んでいました。

 

曹洞宗大本山「永平寺」の紹介でした。寺院全体が美しく整えられ、清浄な空気に包まれていました。

100名を超える僧侶の方々が修行されていて、その修業はとても厳しく、日々のお勤めはもちろん、食事や入浴なども決められた作法で行われています。

坐禅や読経などのお勤めと、日常生活はかけ離れたものではなく、両方が大切な修行だそうです。乱れた生活は、もう一方にも悪影響を与えるということですね。

暑いからと行って、ダラダラしていたomochiは反省しました。😢

  では、この辺で。読んでいただいて、ありがとう〜

 

【寺院情報】

福井県吉田郡永平寺町志比5−15

参拝時間:8:30〜16:30

 

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