こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
前回の記事の続きです。
「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」に泊まった日は、ちょうど祇園祭後祭の宵山が始まる日(3日前から始まります)だったので、少し涼しくなった夕方に山や鉾を見に行きました。後祭を見に行くのは初めてで、とても楽しみにしていました。
ホテルから市バスに乗って、河原町四条で下車。しばらく歩いていると最初の山 「橋弁慶山」が見えてきました。

提灯に明かりが灯り、お祭りの雰囲気を盛り上げています。


弁慶と牛若丸。ふたりとも凛々しい姿です。
謡曲の「橋弁慶」に由来しているそうで、五条の橋の上で争う牛若丸と弁慶の姿を表しています。祭当日は、橋と弁慶、牛若丸を山に乗せて巡行されるそうです。
宵山の間は、町家に飾られています。
鯉山


鯉山は、神や人ではなく魚をテーマにした珍しい山です。
今は覆いがされていて見えませんが、大きな鯉が山の上に乗っています。
黒主山


黒主山は、大伴黒主(六歌仙の一人で小野小町との歌争いなどで有名だそうです)が、桜の花を仰ぎ見ている様子を表しているそうです。
大伴黒主って知らなかった〜

山や鉾の隣には、それぞれの「ちまき」やお守り、手ぬぐいやグッズが売られています。
売り子はだいたい子供や女性が担当で、時々ちまきを売るわらべ歌が聞こえてきました。でも、暑くて大変そうでした。😢

日が暮れて提灯の明かりが美しく、幻想的な雰囲気になってきました。京都だね〜
鷲山


鷲山はその名の通り「鷲のつかい山」だそうで、山ですが曳山の形態で、人が乗れるようになっています。
この日も「コンコンチキチン」の祇園囃子が演奏されていました。7月の京都は、何処にいても祇園囃子が聞こえてきます。


通り沿いのお店では、かき氷を売っていたり、焼き鳥やビールが売られていたり、休憩しながら山鉾見学できます。
ホテルや町家では、江戸時代の貴重な屏風や、祇園祭に関する貴重な品々が飾られていて、見学できます。それを見るだけでも来る価値ありです。

それにしてもすごい人でした。
大船鉾



一番見たかった大船鉾です。
大きくて神々しい姿、前懸や胴懸が美しく、まさに動く芸術品です。
大船鉾は一度焼失してしまいましたが、平成26年に復帰しました。戦を終えて戻る「凱旋」の場面を表していて、後祭の一番最後を巡航します。
本当に大きい鉾で、これを曳いて巡航するのは大変だろうな〜と思いました。
今回は、祇園祭の後祭宵々々山の様子を紹介しました。夜の山や鉾は、提灯の明かりでより美しく神々しい姿でした。
テキヤの露店はありませんが、飲食店はたくさんあるので、夕食がてら散策するのがオススメです。
では、この辺で。読んでいただいてありがとう。