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【京都観光】東本願寺と西本願寺両方行ってみた

こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。

今回は、京都の東本願寺と西本願寺を紹介します。

清水寺や嵐山のお寺には行ったことあるけど、東本願寺や西本願寺は行ったことない方も多いのではないでしょうか?

実はomochiもありませんでした。なので今回、両方行くことにしました。

東本願寺は、京都駅徒歩5分とアクセスも良い割に、それほど混雑していないので観光にもピッタリのお寺です。

 

まずは各お寺紹介です。

東本願寺

正式名称 真宗本廟(しんしゅうほんびょう)

浄土真宗大谷派の本山です。宗祖親鸞聖人と阿弥陀如来を安置されています。

 

西本願寺

正式名称 龍山寺本願寺(りゅうざんじほんがんじ)

浄土真宗本願寺派の本山です。開祖は同じく親鸞聖人で、阿弥陀如来を安置されています。

 

次に両寺の建築物を紹介します。

代表的な建物は阿弥陀堂と御影堂、そのお堂につながる門、阿弥陀堂門と御影堂門です。両寺を見比べてみます。

 

阿弥陀堂

東本願寺 1895(明治28)年再建

阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂です。

豪華な彫刻と総金箔で覆われていて、まばゆいばかりの威厳がありました。すべての存在に光が当たるようにとの願いがあるそうです。

 

西本願寺 国宝1760年再建

江戸時代に再建され、国宝に指定されています。

堂内はやはり金箔に覆われ、華やかな中にも厳かな雰囲気でした。

 

御影堂

東本願寺 1895(明治28)年再建

親鸞聖人の御真影が安置されています。

1880年から15年の歳月をかけて再建されました。大屋根には175,000枚の瓦が葺かれているそうです。

堂内は親鸞聖人が生活される場なので、やや落ち着いた設えになっています。

堂内の細やかな彫刻も見応えがあります。

大きな丸い柱が何本もあり広さに圧倒されます。

 

西本願寺 国宝1636年再建

227本の柱と115,000枚の瓦が葺かれている、世界最大級の木造建築で国宝に指定されています。

400年も前に建てられたとは思えない雄大な建築物で、クレーンもない時代によく建てられたな〜感心するばかりです。

堂内は静謐な落ち着く空間で、日頃の喧騒を一時忘れてリラックス出来ました。

大銀杏

御影堂前にある樹齢400年の銀杏で、天然記念物に指定されています。

びっくりするほど大きなイチョウで、ホントに一本の樹?と疑うほどです。色づいたら綺麗だろうな〜

 

 阿弥陀堂門

東本願寺 1911年落成

江戸時代には唐門と呼ばれていました。

金箔が鮮やかで、阿弥陀堂に続いています。

西本願寺

こちらの門も金箔が鮮やかな美しい門です。

 

 御影堂門

東本願寺 1911(明治44)年再建

御影堂に続く門で、すべての人々が分け隔てなく浄土の教えに触れられる様に、敷居がないそうです。

西本願寺 

重要文化財に指定されている門です。美しいですね〜

 

西本願寺には、もう一つ国宝があります。

唐門

桃山時代の美しい装飾彫刻を施された豪華な門です。

彫刻の見事さに見とれて、日が暮れるのを忘れることから「日暮らし門」と呼ばれているそうです。境内の左端にあるので見忘れそうですが、必見の国宝です。

 

同じ親鸞聖人を祀られるお寺なのに、何故東と西に別れてしまったのかは長くなるので割愛します。

両寺をサラッと紹介しましたが、実際はもっと素晴らしいので、時間がある方はぜひ訪れて下さい。

omochiの実家は浄土真宗大谷派なので東本願寺派なのですが、両方のお寺に行ってみるて、落ち着いた歴史ある西本願寺のお寺の方が好ましかったです。(古い物好きなので)

  では、この辺で。読んでいただいてありがと。

 

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