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【北京一人旅⑥】アラフィフ主婦「恭王府」に行ってみた

こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。

5月に3泊4日で北京一人旅に行った続きです。

以前から行きたかった憧れの「故宮博物院」の様子は、こちらからどうぞ。

 

www.sirokuroomochi.com

 

今回は、旅行3日目に行った「恭王府」様子を紹介します。

恭王府は、清の乾隆帝の寵臣だった和珅の旧邸で、1766年から20年かけて完成しました。総面積は2万8000㎡で、31の建物が立ち並ぶ大邸宅です。

特に広い庭が見事で、いくら寵臣とはいえ、これ程広大な屋敷を建てられるなんて、当時の高官が、とても贅沢な暮らしぶりだったか分かりました。

後に和珅は罰せられ、嘉慶帝の弟の恭親王に与えられたことから、恭王府と名付けられました。

 

チケットは、当日チケット売り場で購入しました。¥800くらいだったと思います。

入口から立派で美しい装飾の門です。

それにしてもすごい人。恭王府は中国人にも人気みたいです。

いくつもよく似た屋敷がありました。

屋敷の中には、清時代の色々な資料が展示してありました。建物の豪華さだけでなく、軍服や官服、恭王の写真などもあって、興味深かったです。

建物内も華やかな装飾が施され、かなり贅沢な木材などが使われているそうです。

どうも和珅は汚職高官だったらしく、かなりの財を溜め込んでいたそうです。

これは室内に作った舞台です。釘を一本も使わず造られていて、天井や柱、壁に至るまで細かい装飾がされています。本当に美しくてずっと見てられる。

どれだけ広いんだろう〜。迷子になりながら、なんとか庭の方に行けました。

庭には東屋があったり、長い石があったり、池もありました。

この池の中に浮かぶ東屋は、わざわざ船で行っていたそうです。

この大きな岩の塊は、中が通り抜けられるようになっていて、中に「福」の字が書かれた岩があります。

この字は康煕帝の御筆らしく、福を運んでくるらしいです。この字をなぞると福にあやかれるのか、皆さんなぞっていました。

祠や美しい回廊もありました。

庭内には蓮の花や、何か分かりませんが赤い花など、沢山の花が咲いていました。四季折々の花々も、広大な庭を散歩しながら愛でたのでしょう。

これは恭王府の裏楼にある窓です。コウモリと2匹のナマズがデザインされて、逆さまのコウモリとナマズは縁起の良い模様だそうです。

和珅は、この裏楼に数々の財宝を隠したそうです。

 

omochiが和珅を知ったのは、中国ドラマ「瓔珞(エイラク)」でした。ドラマの中では、善良な高官として描かれていたのですが、実際はちょっと違ったようです。でも、この様な豪邸が後世に残されたのは、良かったのかも知れません。

観光客が多く、ゆっくりは見られませんでしたが、見ごたえのある豪邸でした。

 

【恭王府情報】

オープン時間:8:30〜17:00

休日:月曜

入場料:40元

  では、この辺で。読んでいただいてありがとう。

 

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