こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
5月に3泊4日で中国・北京に行ってきました。
警備の厳重な天安門と天安門広場にも行って来ました。その様子はこちらからどうぞ。
今回は、以前から行きたかった「故宮博物院」の様子を紹介します。
omochiは中国ドラマの大ファンで、特に時代劇や古い歴史ドラマが大好きです。
明や清時代のドラマで見る皇帝や后が住んでいた王宮に、以前から一度行ってみたいと思い、今回の北京旅行で行って来ました。
チケット
故宮博物院の入場チケットは予約制で、1週間前の夜8時(現地時間)からネットで販売されます。
でも、販売後すぐに売り切れてしまうほど人気で、入手が困難と聞いていたので、omochiは、CHINA8と言う中国の旅行会社に依頼してチケットを取ってもらいました。
やり取りはメールで、支払いはクレジットカードが使えたので、比較的簡単でした。
後で分かったのですが、故宮博物院の公式サイトでも買えたみたいです。日本語のサイトもあって分かりやすいみたいです。
午門
故宮の正面入口で、午門の午は南のことです。現在故宮への入場はここからのみでした。
入場はパスホートの提示のみでOKです。
チケットを取る時に、パスポート番号を登録されるので、入場はチケットに交換する必要は無く、パスポートがチケットの代わりになります。
中国人の方たちは身分書をかざして、入場されていました。中国では、どの施設でも予約は身分書番号で予約して、身分書のみで入場できるみたいです。凄いですね〜。
入場後、オーディオガイド(40元)を借りました。日本語にも対応しています。
太和門
少し歩くと太和門が見えてきました。現在の建物は1889年に再建されたものです。
オレンジの瑠璃瓦が、晴れた空に映えて美しいです。
それにしてもすごい人!中国人も多かっけど、欧米人も多かったです。
太和殿
太和殿は故宮の正殿で、白大理石で出来た三重の基台の上に立てられています。
基台を合わせた高さは35.5mで、間口は60m、現存する中国の木造建築の中で最大のものだそうです。
本当に大きくて、圧倒されました。
龍の模様が彫られた石の彫刻。
所々にこの様な銅製の瓶があって、防火にための水が入れられていたそうです。
昔は火事が多かったそうで、冬にも凍結しないよう使用人が気を配っていたそうです。
中和殿
中和殿は太和殿の奥に位置し、太和殿での大典に赴く皇帝がその前に休憩を取る場所だったそうです。
保和殿
保和殿は中和殿はの後方に位置しています。
乾隆期以降は、科挙の最終試験である「殿試」が行われました。
乾清宮
乾清宮は、明代から清の康煕帝までは皇帝の「寝殿」でした。
「正大光明」の額は順治帝の御筆で、雍正帝は皇位継承が円滑に進むように、次期皇帝の名を書いた箱を額下に納めて置いたそうです。
この額はとても人気で、沢山の方が写真を撮られていました。
他にも東屋のような様な建物があったり、珍宝館というお宝が展示してあるスペースもありました。
珍宝館
翡翠で作っった置物や、サンゴの置物、香を炊く物や地球儀様な物もありました。
建物だけでなく、中の展示物も見応えがありました。
栄時代の琴だそうです。
絵は、雍正帝が琴を引く様子が描かれています。
内廷(後宮)の宮殿と宮殿をつなぐ道です。
中国ドラマによく出てくる朱塗りの壁。明や清時代に、タイムスリップしたような気分になりました。
后や宦官、高官が歩いていそうな錯覚に陥ります。
内廷にはたくさんの宮があって、たくさんの后が住んでいました。その門も美しい装飾がされていて、見ごたえがあります。
延禧宮
1909年に建てられた故宮初の西洋式鉄筋コンクリート建ての宮殿。残念ながら火事で焼けてしまったそうです。
お腹が空いたので、故宮内にある食事処でホットドックを食べました。チーズがかかっていて美味しかった。
色々見学して北の出口である神武門の方まで来ました〜
景山公園の万葉亭が見えています。
神武門から出てきました。
4時間ほどウロウロ故宮内を歩いて見学しましたが、半分ほどしか見ることができませんでした。故宮は本当に大きくて、雄大でした。当時の皇帝の権力がいかに強大だったか知ることが出来ました。
TVで見た明・清時代の光景と同じ、美しい装飾の宮殿や輝く瑠璃瓦を直に見られて、本当に感動しました。
残りの半分も必ず見てみたいと思います。
【故宮博物院情報】
営業時間:4〜10月 8:30〜17:00
11月〜3月 8:30〜16:30
休館日:月曜日
では、この辺で。読んでいただいてありがとう。