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【北京一人旅⑧】北京最大のチベット寺院「雍和宮」に行く

こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。

5月に3泊4日で、中国・北京に行って来ました。

旅行3日目、什刹海や鼓楼、鐘楼に行きました。その様子はこちらからどうぞ。

 

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今回は、帰国日の午前中に行った北京最大のチベット寺院「雍和宮」様子を紹介します。

雍和宮は、もともと当時親王だった雍正帝の邸宅でした。

雍正帝の息子、乾隆帝の時代になって、チベット寺院に改修されたそうです。現在では、「雍和宮」の名前で呼ばれ、北京の人々の信仰の場になっています。

チベット仏教は、清の支配民族の満州族が伝統的に信仰していた宗教だそうです。

満州といえば、中国の北の方ですよね。チベットとも近いし。

帰国日なので、朝早めに行ったのですが、すごい人でびっくりしました。

チケットは、当日チケットセンターで購入しました。25元でした。

 

昭泰門

最初の門「昭泰門」が見えてきました。琉璃瓦に朱塗りの壁が美しい。

門の真ん中にある額の字は、満州語・漢語・蔵語・蒙語の四体で書かれているそうです。漢字しかワカラナイ。

 

雍和門

雍和門をくぐっていきます。

雍和門に近くにあった美しい建物。装飾が美しい〜

誰かワカラナイ仏様。皆さん熱心にお祈りされています。

 

美しい楼閣と白い花。花はキササゲと言う木だそうで、丁度満開でした。

 

雍和宮

雍和宮と永祐殿です。

中は線香の煙が充満して、ちょっと煙たかったですが、厳かな雰囲気でした。

それにしても、建物がどれも美しくて見とれてしまいます。

 

法輪殿

雍和宮の正殿に当たる「法輪殿」です。

屋根の上には、チベット仏教式の小さな塔が乗っていて、建物が全体的に十字形をしているそうです。

一番チベット仏教を感じられる建物でした。

チベット仏教寺院でよく見られる「マニ車」。1度回すと、1回御経を唱えたことになるそうです。

皆さんブンブン回されていました。

 

万福閣

この寺院最大の大殿です。

中には高さ26m(地上18m,地下8m)の木造の弥勒菩薩が収められています。

白檀の一本木から掘り出されたものだそうで、こんなに大きな木があるんだな〜と変な所で感心してしまいました。

巨大な弥勒菩薩に巨大な万福閣、どちらも大きくてそのスケールに圧倒させられました。奈良の大仏位に大きかったです。

建物の中には、雍和宮や雍正帝に関する資料が展示してあるスペースもありました。

左が雍正帝で、右は乾隆帝の肖像がです。乾隆帝はかっこいいです。

多分満州語で書かれた文書。全く読めない。

 

朝早くから並んだ「雍和宮」。厳かで尊厳な雰囲気に満ち、落ち着けました。日本の仏様と違って、中国の仏様はカラフルでポップな感じです。同じ仏教でも、国が違えば仏様も全く違います。

朝イチで行ったからなのか、とても混雑していました。もう少し空いている時間帯に又来たいです。

 

【雍和宮情報】

アクセス:地下鉄2・5号線「雍和宮駅」下車 徒歩約5分

休み:なし

参拝時間:4〜10月:9:00〜17:00

     11月〜3月:9:00〜16:30

参拝料金:25元

  では、この辺で。読んでいただいてありがとう。

 

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