こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
5月に3泊4日で、中国・北京に行って来ました。
旅行3日目、什刹海や鼓楼、鐘楼に行きました。その様子はこちらからどうぞ。
今回は、帰国日の午前中に行った北京最大のチベット寺院「雍和宮」の様子を紹介します。
雍和宮は、もともと当時親王だった雍正帝の邸宅でした。
雍正帝の息子、乾隆帝の時代になって、チベット寺院に改修されたそうです。現在では、「雍和宮」の名前で呼ばれ、北京の人々の信仰の場になっています。
チベット仏教は、清の支配民族の満州族が伝統的に信仰していた宗教だそうです。
満州といえば、中国の北の方ですよね。チベットとも近いし。
帰国日なので、朝早めに行ったのですが、すごい人でびっくりしました。
チケットは、当日チケットセンターで購入しました。25元でした。
昭泰門
最初の門「昭泰門」が見えてきました。琉璃瓦に朱塗りの壁が美しい。
門の真ん中にある額の字は、満州語・漢語・蔵語・蒙語の四体で書かれているそうです。漢字しかワカラナイ。
雍和門
雍和門をくぐっていきます。
雍和門に近くにあった美しい建物。装飾が美しい〜
誰かワカラナイ仏様。皆さん熱心にお祈りされています。
美しい楼閣と白い花。花はキササゲと言う木だそうで、丁度満開でした。
雍和宮
雍和宮と永祐殿です。
中は線香の煙が充満して、ちょっと煙たかったですが、厳かな雰囲気でした。
それにしても、建物がどれも美しくて見とれてしまいます。
法輪殿
雍和宮の正殿に当たる「法輪殿」です。
屋根の上には、チベット仏教式の小さな塔が乗っていて、建物が全体的に十字形をしているそうです。
一番チベット仏教を感じられる建物でした。
チベット仏教寺院でよく見られる「マニ車」。1度回すと、1回御経を唱えたことになるそうです。
皆さんブンブン回されていました。
万福閣
この寺院最大の大殿です。
中には高さ26m(地上18m,地下8m)の木造の弥勒菩薩が収められています。
白檀の一本木から掘り出されたものだそうで、こんなに大きな木があるんだな〜と変な所で感心してしまいました。
巨大な弥勒菩薩に巨大な万福閣、どちらも大きくてそのスケールに圧倒させられました。奈良の大仏位に大きかったです。
建物の中には、雍和宮や雍正帝に関する資料が展示してあるスペースもありました。
左が雍正帝で、右は乾隆帝の肖像がです。乾隆帝はかっこいいです。
多分満州語で書かれた文書。全く読めない。
朝早くから並んだ「雍和宮」。厳かで尊厳な雰囲気に満ち、落ち着けました。日本の仏様と違って、中国の仏様はカラフルでポップな感じです。同じ仏教でも、国が違えば仏様も全く違います。
朝イチで行ったからなのか、とても混雑していました。もう少し空いている時間帯に又来たいです。
【雍和宮情報】
アクセス:地下鉄2・5号線「雍和宮駅」下車 徒歩約5分
休み:なし
参拝時間:4〜10月:9:00〜17:00
11月〜3月:9:00〜16:30
参拝料金:25元
では、この辺で。読んでいただいてありがとう。