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【長野・小布施観光】雪だけど北斎館と高井鴻山記念館に行ったよ

こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。

今季最強寒波が去った翌日、長野旅行に行って来ました。初日は善光寺の灯明まつりに行ったり、おやきを食べて、2日めの朝は、早朝から善光寺のお朝事に行きました。

その様子はこちらからどうぞ。

 

www.sirokuroomochi.com

 

今回は、旅行2日目に行った「小布施観光」の様子を紹介します。

まずは、ホテルから車で1時間ほどの「北斎館」に行きました。

それにしても小布施は、雪がたくさん積もっていてびっくりしました。予定していた安い駐車場は、雪に閉ざされていて停められなかった。

 

北斎館

葛飾北斎は、世界的に有名な江戸時代後期の浮世絵師で、代表作「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」は、新千円札に採用されています。

この北斎館では、北斎の作品やその生涯について、詳しく紹介されていて、とても興味深い内容でした。

北斎は当時の人には珍しく、90歳まで長生きしました。平均寿命は、50歳くらいだったそうなので、すごく長生きですよね。

その長い人生な中で様々な作品を残しています。挿絵や美人が風景がなど、作品数もすごく多いです。

80代になった北斎は、小布施の豪商、高井鴻山と出会い小布施に数回訪れ、滞在しました。

80代の老人が、歩いて江戸から山間の小布施まで行ったなんて、北斎は本当に元気な方だったんですね。しかも1回だけじゃなく、数回行ったり帰ったりしていたそうで、びっくりでした。

今の時期の展示は北斎の作品をモチーフにした西陣織や、Tシャツ、バックなどで、展示販売していました。

これは、神奈川沖浪裏がどのように板画されていたか、という説明です。

少しずつ色を重ねていった様子がわかります。すごいね。

これは北斎の最晩年に書かれた鳳凰で、真筆だそうです。羽の細かいところまで書かれていて、鋭い目は迫力があります。

葛飾北斎は、赤富士と神奈川沖浪裏くらいしか知らなかったけど、90歳まで生きた元気おじいちゃんだったとは、びっくりしたし、興味深かったです。

北斎ファンの方には、オススメのスポットです。

営業時間 9:00〜17:00

料金 大人¥1,000

 

北斎館を見た後、北斎関係で「高井鴻山記念館」にも行って見ました。

この日は天気が悪くて、雪が舞う寒い日でしたが、それが又風情があって良かったです。寒かったけど。

高井鴻山の生家高井家は、北信濃きっての豪農商で、大阪や江戸、北陸まで手広く商いをされていました。

江戸で葛飾北斎と出会った鴻山は、意気投合し小布施の家に来るよう誘ったのがきっかけで、北斎が小布施を訪問し、鴻山の家に数回滞在していたそうです。

いつもふらっと連絡なしにやって来ては数ヶ月滞在し、又ふらっと突然帰って行ったと言われています。芸術家って変わり者が多いのかな?

鴻山自身も絵画や書を書いていて、沢山の作品が展示してありました。撮影は禁止だったので、写真はありません。

それにしても広い屋敷です。本来はこれの倍ほどの敷地だったそうで、高井家がいかにお金持ちだったか分かります。

庭も広い。

資料館の2階に北斎の自画像がありました。北斎自身の真筆で、ここに滞在した80代の頃の自画像だと思います。かなりのお爺ちゃんでした。

 

北斎と鴻山は、かなり年齢が違いますが、そんな二人が縁あって出会い、北斎の晩年の生活を鴻山が援助したなんて何だか縁って不思議です。昔は芸術家を支える習慣と言うか気風があったんでしょうね。

鴻山は、気骨のある素晴らしい人だったと思います。

開館時間 9:00〜17:00

入館料 大人¥300

 

その後、お昼ごはんを食べに行きました。今回はこの辺で。

読んでいただいてありがと。

 

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