こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
1月の晴れた日、長野県と岐阜県の県境にある「馬籠・妻籠宿」に行って来ました。
前回からの続きで、今回は「馬籠宿」の紹介です。
妻籠宿の様子は、こちらからどうぞ。
妻籠宿をブラブラ散歩した後、馬籠峠を抜け馬籠宿に行きました。峠なのでカーブの連続と、所々道が細くなっていてちょっと怖かったです。
中山道馬籠宿に着きました。
馬籠宿は岐阜県中津川市にあって、江戸から数えて43番目の宿場町になります。
江戸から八十里半、京まで五十二里半と書いてありました。どっちに行くにしてもまだまだ遠いですね。
入口に大きな案内板がありました。
駐車性は何箇所かあって、小さめですが無料でした。山間部なので、広いスペースは取れないですね。
高札場
街道の入口付近に高札がありました。(復元)
高札とは、法令や禁止事項などを民衆に伝えるための看板のようなもので、内容は正徳元年(1711年)のものです。
町並み
馬籠宿の街道は石畳で綺麗に整備されていますが、急な山の斜面にそって建てられているので、かなりの坂道でした。
下りは楽だけど、帰りの上りはかなりきつかったです。
家屋は綺麗に整備されていて、屋根にも新しそうな瓦が使われていました。
山の尾根に沿って家屋が建てられている為、水に恵まれず火災が多かったそうで、古い家屋が残されていなかったのかな?と思いました。
島崎藤村
文豪の島崎藤村は馬籠の出身で、馬籠宿には「藤村記念館」がありました。島崎家は名家で、代々本陣や庄屋・問屋を勤めていました。
「木曽路はすべて山の中である」で始まる藤村の代表作「夜明け前」は、自身の父親をモデルとして書かれた小説だそうです。
と言ってもomochiは読んだことないです。すみません。
枡形
馬籠宿にも枡形がありました。
枡形とは街道をわざと2度直角に曲げ、敵の侵入を防いだそうです。真っ直ぐな道よりは、足止め出来たかもしれませんね。
食事処
カフェや蕎麦屋さんなどもありましたが、冬季で観光客が少ない為か閉まっているお店が多かったです。
百草丸
馬籠宿や妻籠宿のお土産屋さんに時々置いてあった「百草丸」初めて見ました。
調べてみると、長野県木曽地域に伝わる胃腸薬で、1000年前からあったそうです。
黄檗エキスを主成分に胃弱・胸やけ・ストレスなどにも効くそうです。
1000年前からあったのが凄い、昔は生薬しかなかったからね〜。
展望台があって、恵那山が見えました。綺麗〜
ハイキングコース
馬籠宿から妻籠宿までは約7.6kmのハイキングコースになっています。
馬籠峠を越えるので、坂道で体力的にキツイところもありますが、途中滝があったり、江戸時代の雰囲気を残す山道を通るので、最近では外国の観光客にも人気だそうです。
冬は寒いし雪が降って滑るしで、ハイキングには向かないですが、春や秋に歩いてみたいです。
馬籠宿をブラブラした後は又3時間ほどかけて車で帰りました。途中恵那SAで休憩。
タコ棒を買いました。¥450
練り物大好きです。歯ごたえがあって、タコがたくさん入っていて美味しかったです。
お土産
信玄餅と安永餅と栗きんとんです。
栗は長野県の名物なのか、栗きんとんのお店が多かったです。ただ結構お高いんですよね。これも一個¥250でした。
ほぼ栗といった味で、非常に美味しかったです。
馬籠・妻籠と両方散策して、omochiは江戸時代の家屋がそのまま残っている「妻籠」の方が好みでした。馬籠の方は、観光地色が強く綺麗だけど、妻籠の方が落ち着いていて、ノスタルジックな雰囲気が良かったです。でも、どちらもオススメです。
では、この辺で。読んでいただいてありがと。