こんにちは。関西在住のアラフィフ主婦omochiです。
2024年11月に3泊4日で台湾・台北旅行に行って来ました。
旅行2日目バスに乗って雙連朝市に行きました。その様子はこちらからどうぞ。
雙連朝市に行った後、今回の旅で一番楽しみにしていた国立故宮博物院に行きました。
omochiは中国の時代劇ドラマが大好きで、その中で出てくる骨董品や装飾品の本物を是非一度見たかったのです。
国立故宮博物院
大人 NT$350
アクセス方法(omochiの場合)
MRT雙連駅⇒MRT士林駅で下車⇒255番のバス⇒故宮博物院
MRT士林駅の1番出口に、故宮博物院行きのバスの案内「白菜くん」がいるので、分かりやすいです。
バス停に行くと、たくさんの人だかりが出来ていました。乗車後10分ほどで着きました〜
博物院のチケットはNT$350で、窓口と券売機で購入できます。
omochiはじっくり鑑賞したかったので、オーディオガイドを借りました。NT$150で、パスポートなどの身分証明書が必要です。
この故宮博物院の故宮とは中国の紫禁城のことで、ここで所有しているお宝(所有物)はもともとは紫禁城にあったものだそうです。そのお宝を蒋介石が台湾に逃れてくる際に、ゴッソリ持って来たそうです。
何十万点もあるお宝をゴッソリ持ってくるなんて、ルパン三世もビックリですね。
展示品だけでもかなりの数があるのですが、気になったものを紹介します。
毛公鼎(もうこうてい)西周時代B.C9世紀頃のもの
白菜・肉形石と並ぶ故宮三宝だそうで、台湾国宝に指定されています。内側にビッチリ文字が彫られています。
こんな時代から文字があって、こんな鼎が作られていてなんて中国は文明が進んでいたんですね。
春秋戦国時代の文字。ここから漢字が出来たのかな?
玉の三連環です。どうやって彫ったのだろうと思うばかり。凄すぎる
翡翠をはめ込んだ屏風です。中国から昭和天皇に送られたそうですが、戦後中国に返還されたそうです。
中国ドラマでお妃様が爪にはめていたもので、本物だ〜と大興奮!!ドラマは嘘じゃなかったんですね。
髪飾りもこんなのエイラクがしてたよね〜とじっくり鑑賞しました。
鏤雕象牙雲龍紋套球
読み方がワカラナイ、象牙でできた球体で24層になっていて、中身が回るそうです。こんなのどうやって作ったのだろうと思わずにはいられません。ちょっとずつ回して彫ったのかな?
これも中国ドラマに出てくる玉璽です。皇帝が勅旨を出すときに押すはんこみたいなもの。側面にビッチリ文字があってカッコいい。
清の乾隆帝の帽子置きです。
中に香を入れて帽子を置くといい香りが帽子に移るそうです。透かし彫りの陶器でできていて、彩色も美しいです。
故宮博物院の展示の中には、乾隆帝の所有物がたくさんあって、どれも豪華絢爛なものが多いです。清時代の最盛期だったこともあると思いますが、乾隆帝はお宝好きだったんですね。
雍正帝所有の一輪挿しです。シンプルで清々しい感じがして、omochiは雍正帝の好みの方が好きです。特にこのブルーの色が素晴らしい。
明時代の茶碗?です。何度も重ねて絵付けされているらしく、売ったら何十億もするらしいです。ただの可愛い鳥の茶碗にしか見えない、、、(価値のわからないomochiです)
乾隆帝の壺です。
4つの窓みたいなのが外側の壺に開いていて、2重になっている内側の壺が回って、丁度窓の所に中の絵が見えるようになっています。スゴイ手間のかかる壺です。
翠玉白菜
故宮博物院の三大至宝で、翠玉彫刻の最高傑作と言われている世界でいちばん有名な白菜です。最近まで別の博物院に出張していたので、今回は見られないかなと思ったけど、帰ってきていました。嬉しい❣
本当に美しくて、細部まで細かく彫刻されています。葉っぱの所にイナゴとキリギリスが掘られていて、子孫繁栄を祈願されているそうです。
本当にお宝だらけの故宮博物院。朝10時頃から15時頃まで5時間ほどウロウロ見学していました。それでもまだまだ見ていないところもあったので、又行きたいな〜と思います。トイレも綺麗だし空調もバッチリなので、暑い季節でもピッタリの観光地だと思います。
【営業時間】 9:00〜17:00
【定休日】 月曜日
では、この辺で。読んでいただいてありがとう。